
冷蔵庫の余り野菜で作る常備菜。10種の野菜のラタトゥイユ

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さて、突然ですが料理をしようと買ってきた食材ってうまく使い切れているでしょうか?
お肉や魚なんかは冷凍すればいいですが、野菜は皆さんどうでしょう?
玉ねぎ半玉だけなど、中途半端に残ってしまった野菜が冷蔵庫に残っていませんか?
今回はそんな冷蔵庫の余った野菜を活用して作る常備菜「10種の野菜のラタトゥイユ」のレシピを紹介したいと思います。
ラタトゥイユとはフランスで食べられる、夏野菜のトマト煮のことです。一応この後材料の項目でおすすめの野菜を表記していますが、トマトで煮込んで美味しそうな野菜ならなんでも大丈夫だと思います。
では、さっそく材料から紹介していきます。
・ラタトゥイユの材料
・玉ねぎ:1/2個分
・にんじん:1/2本分
・トマト:2個
・赤パプリカ:1/2個分
・黄パプリカ:1/2個分
・ナス:1本
・ズッキーニ:1/2本分
・ヤングコーン:4本
・セロリ:1〜2本
・しめじ:1/2パック分
・オリーブオイルオイル:適量
・にんにく:2片
・鷹の爪:1本
・塩:適量
・ホワイトペッパー:適量
・ローリエ:1枚
・ローズマリー:1枝
・白ワイン:50cc
・ダイスカットトマト缶:1/2缶分
野菜が10種類と、たくさん入るので食材数が多めになっていますね。
今回使用する食材は野菜、調味料など全て近隣のお店で買える一般的なものでまったく問題ありません。
野菜の種類が多く揃えるのが大変そうに見えますが、冒頭でもお話しした通り、今回のレシピで使用するのは冷蔵庫の余り野菜でかまいません。野菜の種類はあくまでも1例です。必ずこの10種類である必要も、そもそも10種類である必要もないので、少なめの種類で1種類ごとの量を増やすなどでも大丈夫です。
冷蔵庫のなかの余り野菜をうまく活用していきましょう。
・必要な調理器具
・フライパン
今回必要な調理器具はフライパンだけです。じっくり火を通していくので、深さがあり厚手のものが適しています。
フライパンではなく鍋などでもいいでしょう。
また【おすすめの調理道具のページ】でおすすめの調理道具なども紹介していますのでこちらも興味があったら見てみてください。
食材と調理器具が揃ったらさっそく作ってみましょう。
・さっそく作ってみましょう
①まずはいつも通り食材の下準備からはじめましょう。
玉ねぎ、にんじんはヘタをとり、皮をむいてから1.5cm角にカットしてまとめておき、しめじは石づきを取り除き手でほぐし、残りのトマト、パプリカ、ナス、ズッキーニ、ヤングコーン、セロリも1.5cm角にカットして玉ねぎ、にんじんとは分けてまとめておきます。
②野菜の下準備ができたらフライパンに、オリーブオイルと包丁の腹でつぶしたにんにく、鷹の爪を加えて中火にかけます。
③にんにくが色づき香りがでたら、にんにくと鷹の爪を取り除き、玉ねぎ、にんじんを加え塩、ホワイトペッパーをして中火と弱火のあいだくらいの火加減でじっくり野菜の水分を出すように加熱します。
④玉ねぎとにんじんがしんなりしてきたら、残りの野菜とローリエ、ローズマリーを加え、ふたたび塩とホワイトペッパーをして引き続き加熱していきます。
⑤野菜から水分が出てしんなりして、野菜の甘みが出てきたら白ワイン、ダイスカットトマト缶を加えて強火にしてアルコールを飛ばします。
⑥アルコールが飛んだら弱火におとして、10〜15分程度コトコト煮込んでいきます。
⑦味見をして、味を調節したら完成です。温かいままでも、冷たく冷やしても美味しく食べられます。
・ここがポイント
・野菜はサイズを揃えてカットすることで火の通りに差が出づらくなります。これは今回のレシピに限らず料理の基本となるので覚えておきましょう。
・玉ねぎとにんじんはよりじっくり加熱したいので先に加えています。別の野菜を使用する際は火の通りにくいものの場合は玉ねぎ、にんじんと一緒に先に加熱しましょう。逆に火の通りやすいものを先に入れると煮崩れしてしまったりするので、後から一緒に加えて加熱しましょう。
・野菜は焦らずにじっくり火を入れることで野菜から水分が出てきます。野菜自身が持っている水分で煮ることで、無水調理に近い状態になり、野菜の甘みが際立ちます。
・まとめ
いかがでしたか?今回は「10種の野菜のラタトゥイユ」のレシピを紹介しました。
冷蔵庫に余りがちな中途半端な野菜を使って作る常備菜です。無駄もなくなって、野菜をたっぷりとれるなど良いことが多いレシピです。
また、今の時期は暑くて長時間キッチンに立つのもイヤになると思います。空いた時間で簡単に作れるこういった常備菜をたくさん持って入れば、毎日の料理もだいぶ楽になるのでおすすめです。
ぜひ作ってみてください。
わからないことなどあれば【問い合わせページ】やコメントから気軽に質問してくださいね。