
イタリアのドルチェを家庭でも!プロのティラミス の作り方

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イタリアのドルチェ・・・素朴な味わいがいいですよね。
代表的なものというと、やはりティラミスでしょう 。
昔からあるお菓子ですが、次々と新しいものが出てくる今の時代でもずっと人気があり、定番になっているのはよく考えたらすごいことですよね。
さて、今回はそんなイタリアのドルチェ「ティラミス 」のレシピを紹介したいと思います。
今回のレシピでは火を使いませんので、今の時季でも作りやすいお菓子です。
ではさっそく材料から紹介していきましょう。
・ティラミスの材料
・マスカルポーネチーズ:250g
・生クリーム:100g
・グラニュー糖:20g
・ブランデー:キャップ1/3杯分
・卵黄:2個分
・粉糖:34g
・板ゼラチン:0.4g
・エスプレッソ:150ml
・サヴォイアルディ:適量
・ココアパウダー:適量
使用する食材は以上です。
まずはティラミス には必須となる食材マスカルポーネチーズです。
こちらは輸入食材のお店や、大きめのスーパーなどで手に入ります。
まずこのマスカルポーネチーズがないと始まりません、高価なものである必要はないのでぜひ探してみてください。
この商品は500gの商品が多いなか、内容量が250gと今回のレシピの分量にぴったりなので非常に使いやすいと思います。
粉糖は卵黄に混ざりやすいので使用していますが、普通のグラニュー糖でも大丈夫です。
ブランデーは安価なものでかまいませんし、お子様と一緒に食べるようなら入れなくても大丈夫です。
板ゼラチンとは板状で水にふやかして使用するゼラチンです。溶けやすくダマになりづらいので、顆粒タイプよりもおすすめです。
エスプレッソについては、自宅でエスプレッソが用意できなければ濃いめに淹れたコーヒーで代用できます。
ココアパウダーは砂糖の入っていないものを用意しましょう。
最後にサヴォイアルディ。サヴォイアルディとはイタリアのビスケットのことで、そのまま食べるだけでなくティラミスのベースにも使用されています。
今回は家庭でも手早く作れるように市販のものを使って紹介していきます。余計な味のついてないプレーンなタイプを使用しましょう。
こちらの商品はよく飲食店などでもよく使われていてオススメです。
・必要な調理器具
・ボウル
・ホイッパー
・ゴムベラ
・タッパー
・茶漉し
使用する調理器具は以上です。
まずボウル。ボウルは各材料を合わせるのに使用します材質はステンレスのものがいいですが、なければ他のものでもかまいません。
今回のレシピでは最低でもクリーム作りに3つ、ゼラチンをふやかすのに1つ使用します。
ホイッパーは電動のものがあれば作業が非常に楽になりますが、普通のホイッパーでも問題なく作れます。
ゴムベラは一般的なものでかまいません。材料を混ぜたり、別の容器に移すときなどに使用します。
タッパーはティラミスを保存するためのもので、作るときもこのタッパーで作ります。
サイズは500mlくらいのものがちょうどいいと思います。
茶漉しは仕上げにココアパウダーをふりかけるのに使います。なるべく目の細かいものを使用しましょう。
また【おすすめの調理道具のページ】で電動ホイッパーとしても使えるハンドブレンダーなど、おすすめの調理道具も紹介していますのでこちらも興味があったら見てみてください。
・さっそく作ってみましょう
①まずは板ゼラチンを氷水に10分ほどつけてふやかしておきます。
②エスプレッソを染み込ませたサヴォイアルディをタッパーに敷き詰め冷ましておきます。

※上の画像は2倍の量で作っています
③ボウルに生クリームとグラニュー糖を量り入れ、ホイッパーで7分だてにし、ブランデーを加え、さらに立てて8分だてまでたてる。できたらラップをして一旦冷蔵庫にしまっておきます。
④ボウルに卵黄と粉糖を量り入れ、ぬるま湯で湯煎しながらホイッパーで白っぽくなり、もったりしてくるまで混ぜます。
⑤ふやかしておいた板ゼラチンの水気をかるく切り、電磁レンジで5〜10秒ほど加熱して溶かし、④のボウルに加えて混ぜます。
⑥ボウルにマスカルポーネチーズを入れ、ゴムベラでこねて柔らかくしたら、⑤を加えてホイッパーでしっかりと混ぜていきます。

※上の画像は2倍の量で作っています
⑦しっかりと混ざったら、立てておいた生クリームを数回に分けて少しづつ加え、加えるたびにゴムベラで気泡を潰さないようにさっくりと混ぜていきます。
⑧生クリームを全量混ぜおわりクリームが出来上がったら、サヴォイアルディを敷き詰めたタッパーに流し込みます。
⑨タッパーの底をポンポンとかるく叩いて空気を抜いたら、ぴったりとラップをしてからフタをして冷蔵庫でよく冷やします。

※上の画像は2倍の量で作っています
⑩よく冷えたら茶漉しでココアパウダーを表面にふりかけ完成です。
・ココがポイント
・ティラミスに限らずデザート作りの基本ですが、軽量は正確に行いましょう。
・卵黄と粉糖はしっかりと混ぜましょう。特に粉糖ではなく普通のグラニュー糖を使用する場合は少し混ざりづらいのでざらつきが残らないように気をつけましょう。
・板ゼラチンを氷水につける時間は10分ほどと表記していますが、これはあくまでも目安です。
使う前にさわって硬い部分がないか確認しましょう。しっかりふやかしていないと溶けづらくダマになってしまったりします。
・エスプレッソを染み込ませたサヴォイアルディはしっかり冷ましておきましょう。
熱いままクリームを流し入れると、クリームが分離してしまう場合があります。
・卵黄を湯煎するときに使うぬるま湯は40度くらいの水道から出るお湯で大丈夫です。お湯が熱すぎると卵黄が固まってしまいますので気をつけましょう。
・生クリームは一気に加えてしまうと、分離しやすいので数回に分けて加えます。気泡を潰さないように、混ぜる際もゴムベラで切るようにさっくりと混ぜましょう。
・まとめ
いかがでしたか?今回は「ティラミス」のレシピを紹介しました。
基本的には各材料を合わせていくだけなので非常に簡単です。
ポイントの項目でも触れましたが、デザート作りは正確さが大切です。
ティラミスは多少のズレはそこまで響きませんが、もう少しレベルが上がってくると致命的な失敗に繋がります。
逆に言えば、レシピの分量だったり温度をしっかり守り、手順通りに調理すれば失敗することはありません。
今回はご家庭でもすぐに作れるよう、ベースとなるビスキュイ生地は市販のサヴォイアルディを使用しましたが、ビスキュイ生地もそれほど難しいものではないので、またの機会に紹介していこうと思います。
素朴な味わいのティラミスぜひ作って見てください。
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